イーサリアム清算はショート$191.2M、OIは$27.5Bへ急増

イーサリアムは$2,712.8まで上昇する一方、24時間の清算は$215.3Mに膨らみ、そのうちショートが$191.2Mを占めた。OIも$27.5Bと24時間で7.2%増えており、上昇に追随した新規ポジションと、売り方の損切りが同時に進んだ構図だ。市場では、週後半の荒い値動きから持ち直したイーサリアムが、さらに上値を試せるかに関心が集まっている。
OIは大手にも広く積み上がる
取引所別ではBinanceが$6.5B、シェア23.7%、24時間で7.95%増と最大だ。Gateは$3.6B、13.2%で増加率が16.21%と最も強く、Bybitも$2.4B、シェア8.9%で12.82%増。Bitgetは$2.1B、7.7%で1.62%増にとどまる。上位勢の増加が一部市場だけに偏らず、全体のOI拡大を支えている点は、ショート清算が一巡してもポジション解消だけで終わっていないことを示す。
資金調達率は取引所間で温度差
資金調達率はBinanceとBybitがともに0.010%、OKXが0.008132%と、ロング保有コストがプラス圏にある。一方、Gateは-0.0086%で、同じ上昇局面でも売りポジション側が受け取る状態だ。全体の平均は0.0061%で、極端な過熱とは言い切れないが、Gateの逆方向の料率は取引所ごとの需給分断を映している。
口座はロング、成行は売り寄り
ロング・ショート比率では、全体の口座構成がロング59.96%に対し、成行の買いは52.44%にとどまる。Binanceでは口座ロングが69.82%なのに、成行はロング47.46%でショートが上回る。Gateでも口座はロング46.31%だが、成行はロング58.5%だ。保有者の見た目は強気でも、直近の能動的な注文は一方向ではない。清算は1時間でショート$42.9M、ロング$2.3Mと明確に売り方へ偏ったため、ここからの上昇には新規買いの継続が必要になる。
結論として、清算スキューの強気継続ラインは$2,719.35を上回り、OI$27.5Bを維持・拡大できるかだ。$2,719.35を割り、OIが$27.5Bを下回る動きが同時に出れば、ショート踏み上げ継続という見方は無効になる。データは北京時間9月21日18:29時点、Binance・OKX・Bybitなど主要取引所を集計。