イーサリアム、24時間清算$65.0Mでロング偏重

現在のイーサリアムは$2,661.07で、24時間の清算額は$65.0Mに達した。そのうちロングは$55.8M、ショートは$9.2Mで、下落局面で買い持ちが大きく整理された形だ。市場全体が週後半に持ち直す一方、イーサリアムのデリバティブ市場では強気ポジションの脆さが残っている。
建玉は大手でも縮小、Gateの減少が突出
建玉総額は$26.5Bで、24時間変化は-1.6%。最大のBinanceは$6.1B、シェア23.0%で、建玉は-2.5%となった。続くGateは$2.3B、シェア8.8%ながら-9.3%と減少幅が最も大きい。一方、Bybitは$2.1B、シェア8.1%で-1.1%、Bitgetは$2.1B、シェア8.1%で1.5%増だった。全体の解消が進むなか、Bitgetだけがポジションを積み増しており、取引所間でリスクの残り方が分かれている。
短時間はショート、日中はロングが清算対象
清算の時間帯別構造は明確だ。1時間ではロングが$2.0Kにとどまる一方、ショートは$1.8M。4時間でもロング$2.1M、ショート$2.4Mで、直近は上方向への踏み上げが優勢だった。しかし12時間ではロング$38.5Mに対しショート$6.6M、24時間ではロングが全体の約86.0%を占める。最大級のロング清算は$2,644.98付近の$4.6Mで、ほかにも$2,629.94付近で$1.8Mが発生しており、$2,630台から$2,645近辺に買い方の防衛失敗が集中している。
口座は強気、成行フローは売りに傾く
ロング・ショート比率では、全体の口座ロング比率が66.9%。Binanceは73.7%、Bitgetは74.6%、Bybitは67.6%と買い方が優勢だ。ところが成行注文ではロング48.8%に落ち、Binanceは54.7%にとどまる。OKXは49.9%、Gateは44.2%で、Gateの成行ショートは55.8%に達した。保有者の多くはロングを維持しているが、実際に約定する注文は売り寄りという分裂である。資金調達率もBinanceの-0.0%に対し、Bitgetは0.0%、CoinExは-0.1%とばらつき、ロングの混雑を一律には示していない。
結論として、$2,661.07近辺ではロング清算後も口座の買い偏重が残り、$26.5Bの建玉が再び膨らむほど下押し燃料になりやすい。まず$2,644.98、次に$2,629.94を下値の警戒水準とみる。価格が$2,652.64を明確に上回り、建玉が$26.5B超へ増加して成行ロングも50.0%を回復すれば、この弱気の清算スキューは無効になる。データは北京時間9月28日19:19時点、Binance・OKX・Bybitなど主要取引所を集計。