ビットコイン、ETF買い継続でもOIは$43.5Bで0.2%減

$83,872.1で推移するビットコインは、ETF買いが続くとの報道を横目に、先物市場ではレバレッジがやや縮小している。OI総額は$43.5Bで24時間比-0.2%。一方、最大シェアのBinanceは$8.0B、全体の18.4%を占め、OIを1.7%増やした。この組み合わせは、現物側の需要があっても、先物全体が一方向に膨らむ局面ではないことを示す。
関連報道では、イーサリアムETFの連続流入が途切れる一方、ビットコイン関連ファンドの買いは続いていると伝えられている。
Binanceだけが増加、他取引所は整理
取引所別では、BybitのOIが$4.7B、シェア10.8%で24時間比-1.8%、Gateは$4.4B、10.0%で-0.4%だった。Bitgetも$2.7B、6.3%で-2.5%と縮小している。OKXは$2.4B、5.4%で-0.3%だった。Binanceの増加が目立つ反面、複数市場でポジションが減っており、ETFフローを先物参加者がそのまま追随しているとは言いにくい。
資金調達率は買い優勢だが過熱感は限定的
資金調達率の平均は8時間換算で-0.0112%と弱含み。取引所別ではBinanceが0.0045%、Bybitが0.0046%、OKXが0.0063%、Bitgetが0.0100%で、ロング側の支払いが発生する水準にある。ただし、最大値でも極端な偏りとは言いにくく、ETF買いを材料にした積極的なレバレッジ追随はまだ限定的だ。
口座はロング、成行勢は慎重
ロング・ショート比率では、口座ベースのロング比率が全体で59.1%。Binanceは58.7%、OKXは59.5%、Bybitは59.0%、Bitgetは61.7%と、各所で買い持ちが優勢だ。しかしテイカーではBinanceのロングが48.7%にとどまり、ショートが51.3%と逆転。Gateではロング60.2%と差が大きい。待機中の口座は強気でも、直近の成行注文は一枚岩ではない。
清算は24時間で$108.1Mに達し、ショートが$59.2M、ロングが$48.9M。直近1時間だけを見るとショート$7.7Kに対しロング$335.3で、短期の下押しではなく、上方向の踏み上げも混在している。結論として、ETFフローは下支え要因だが、先物の確認材料はまだ不足している。$83,980.9付近を維持し、OIが$43.5Bを回復するなら上向き継続を見込む。反対に$83,980.9を割り、OIがさらに減少すれば、$84,561と$85,141.2に残る清算帯を試す強気シナリオは無効。価格が$85,601.8を上抜け、OIも$43.5B超へ増える動きが見立てを再び強気に傾ける。
データは北京時間10月1日20:20時点、Binance・OKX・Bybitなど主要取引所を集計。