HYPE、OI$3.41Bで5.1%増、ショート清算が優勢

HYPEは$91.03まで上昇し、24時間のオープンインタレストは$3.41B、増加率は5.1%に達した。価格上昇と建玉増加が同時に進む一方、口座の買い偏重と成行注文の売り偏重が食い違う。これは新規の強気ポジションだけでなく、積み上がったショートを踏み上げる動きが相場を押している可能性を示す。関連報道では、本日のトークン解除が価格材料として意識されている。
取引所別OIは増加方向が分かれる
ハイパーリキッドのOIを取引所別に見ると、Binanceが$374.5Mでシェア11.0%と最大だったが、24時間では4.3%減少した。Bybitは$275.0M、シェア8.1%で4.5%増、Gateは$241.1M、シェア7.1%で10.2%増となった。Bitgetも$193.5M、シェア5.7%で3.7%増えている。最大規模のBinanceが縮小する一方、GateやBybitで建玉が膨らむ構図は、資金が一方向に集中するというより、上昇局面に乗る参加者が取引所ごとに流入している状態だ。
買い口座と売り成行が正面衝突
口座ベースのロング比率は全体で61.6%。Bybitは69.6%、Bitgetは65.2%、Binanceは60.4%と買い口座が優勢で、Gateでも58.6%がロングだった。しかし成行注文ではBinanceのロングが44.3%にとどまり、ショートが55.7%。Gateではショートが83.8%に達した。ロング・ショート比率だけなら強気に見えるが、実際に約定を急いでいる参加者は売り側に傾く。大口が上値で売りをぶつけている可能性と、ショートの新規流入が混在するため、上昇の持続性は清算の進み方で見極めたい。
清算と資金調達率は踏み上げを示唆
24時間の清算額は$1.95Mで、ショートが$1.18M、ロングが$0.77M。4時間でもショート$375.8Kに対しロングは$32.4Kで、上昇局面で売り方の損切りが集中した。最大のショート清算は$92.51で$176.3K、次いで$92.06で$172.4Kだった。資金調達率はBinance、Bitget、Gateが0.005%、BybitとOKXが0.010%とプラスだが、Hyperliquidは0.00125%にとどまる。過熱は一部取引所に限られ、全面的なロング過密とは言いにくい。
結論として、$92.06から$92.51の清算帯を上抜ければ、ショートの追加巻き戻しが上値を試す展開を想定する。反対に価格が$87.12を割り、OIが$3.41Bを下回るなら、買い口座の偏りが解消される弱気シグナルとなり、この見方は無効になる。データは北京時間10月1日07:15時点、Binance・OKX・Bybitなど主要取引所を集計。