NEAR ProtocolのOIが24時間で5.5%増、$1.41Bに膨張

NEAR Protocolの価格は$5.204、建玉(OI)は24時間で5.5%増の$1.41Bとなった。価格上昇と建玉増加が同時に進む一方、直近1時間ではOIが1.4%減っており、買いポジションの積み上がりがそのまま継続買いを意味するのかを見極める局面だ。なお、ビットワイズのNEAR ETFをめぐる将来価格シナリオも話題だが、足元の判断では先物需給を優先したい。
BinanceとGateが建玉を押し上げる
取引所別ではBinanceが$277.6M、シェア19.6%で最大。24時間の増加率は9.7%に達した。Gateは$250.0M、シェア17.7%ながら増加率が20.6%と最も目立ち、建玉拡大の主因になっている。Bybitも$188.6M、シェア13.3%、増加率5.3%を記録した。一方、OKXは$61.1M、シェア4.3%で、24時間は4.6%増ながら直近4時間は4.1%減。大口市場で短期的なポジション整理が始まった可能性がある。
ファンディングの一律強気に警戒
ファンディングレートはBinance、Bybit、Gate、Bitgetなどで一律+0.010%と、ロング保有コストが発生する水準だ。しかしBitfinexは-0.1%、CoinExも-0.1%で、取引所間の方向感は一致していない。口座ベースでは全体のロングが58.7%だが、成行主体ではロングが38.98%にとどまり、実際の taker は売り優勢だ。Gateでは口座ロング49.4%に対し、takerロングは15.5%、ショートは84.5%まで偏る。この乖離は、口座の見かけ上の強気に対して、短期参加者が上値で売りをぶつけていることを示す。
清算帯は$5.155と$5.272
24時間の清算は合計$5.3Mで、ロングが$2.0M、ショートが$3.2M。上昇局面でショート清算が膨らんだ一方、1時間ではロング$43,349、ショート$360と、直近はロング側の投げが優勢だった。最大のロング清算は$5.272で$194,389、最大のショート清算は$5.155で$163,594。現在値$5.204を挟んで両側に清算帯があり、ブレイク時には逆方向の連鎖が起きやすい。
結論として、OIが$1.41Bを維持し、価格が$5.272を明確に上回るなら、ショート清算を伴う上向きの再加速を見込む。ただし$5.155を割り、OIが$1.41Bを下回るなら、積み上がったロングの解消を優先する見方へ転換する。この価格とOIの組み合わせが崩れた時点で、上昇継続シナリオは無効だ。データは北京時間10月1日10:05時点、Binance・OKX・Bybitなど主要取引所を集計。