NEARが$5.197、OIは24時間で4.2%増加し上放れ警戒

NEAR Protocolは$5.197まで上昇し、24時間の建玉は4.2%増、取引高も41.8%伸びた。価格上昇とポジション積み増しが同時に進む形で、単なる現物主導ではなく、先物市場が上放れを追認している。ただし、アカウントのロング比率59.2%に対し、成行注文のロング比率は51.7%にとどまり、参加者全体の強気と直近の積極的な買いには差がある。
OIは取引所ごとに明暗
建玉総額は約$1.46Bで、24時間では3.2%増加した。最大シェアのBinanceは19.1%、OIは1.5%増にとどまる一方、Bybitは12.9%のシェアで8.7%増と伸びが目立つ。Bitgetも5.4%のシェアながら5.7%増だった。対照的に、15.3%を占めるGateは9.2%減、OKXも4.1%のシェアで2.6%減となっている。上昇局面の新規リスクはBybitやBitgetに集まり、既存の大きな建玉の一部は縮小している構図だ。
清算はショート側に集中
清算は24時間で約$2.5Mに達し、ショートが約$1.8M、ロングが約$0.7Mだった。4時間でもショート清算は約$669.8Kとロングの約$6.6Kを大きく上回る。最大規模はBinanceの$148.6Kで、価格$5.318付近のショートが巻き戻された。上値での踏み上げが実際に発生しているため、$5.318を明確に超える展開では、売りポジションの追加清算が価格を押し上げる余地がある。
強気だが成行買いは未確認
ロング・ショート比率では、Bitgetのロング比率が67.5%、Bybitが61.4%、OKXが58.5%と、アカウントベースでは買いが優勢だ。一方、成行ではOKXがロング45.9%でショート優勢、Binanceもロング50.9%と均衡に近い。資金調達率は主要所の多くが0.01%で、平均は0.0041%。極端な過熱ではないものの、ロング側の保有コストは発生している。AI関連銘柄への関心が9月の暗号資産相場を押し上げたとの分析もあり、NEARへのテーマ性は追い風だが、先物の実需買いがまだ一枚岩とは言いにくい。
結論として、$5.197を維持し、OI約$1.46Bが増加し続けるなら、まず$5.318が上値確認の焦点となる。$5.318突破とBybitのOI増加継続がそろえば上放れ継続、反対に$5.197を割り、OIが縮小へ転じるシグナルが見方を無効にする。データは北京時間10月6日07:17時点、Binance・OKX・Bybitなど主要取引所を集計。