NEAR、OI24時間で9.9%減少とロング清算$13.2M

NEAR Protocolは$4.764まで下落し、建玉は24時間で9.9%減の$1.31Bとなった。24時間の清算総額は$13.2Mで、そのうちロングが$12.3Mを占める。価格下落とOI縮小が同時に進んでおり、単なる新規ショートの積み上がりというより、過剰なロングの整理が相場の主題だ。
主要取引所で進んだOI削減
19取引所の集計では、Binanceが$248.1Mでシェア19.1%と最大だが、24時間で5.3%減少した。Gateは$197.1M、シェア15.2%を維持しながら、唯一目立つ増加となる2.6%増。一方、Bybitは$173.4M、シェア13.3%で22.8%減と、主要市場の中で最も急速にポジションを落とした。OKXも$55.5M、シェア4.3%で12.8%減だが、直近4時間では1.2%増に転じている。Gateの4時間増加2.1%と合わせると、全体が一方向に崩れているのではなく、一部市場で建玉を戻す動きも見える。
清算はロング側に偏る
時間帯別では、直近4時間の清算が$297.3Kで、ロング$43.1Kに対しショート$254.2Kだった。しかし12時間ではロング$3.6M、ショート$0.4M、24時間ではロング$12.3M、ショート$0.9Mとなる。大きなロング整理はすでに進んだ一方、短期の反発局面ではショート清算も発生している構図だ。最大級のロング清算は$4.7036付近で$1.70M、次いで$4.7221付近で$427.9Kだった。$4.70近辺は、残存ロングの防衛ラインとして意識されやすい。
口座の強気と成行売買の乖離
ロング・ショート比率では、口座ベースのロング比率が63.9%、成行注文ベースが66.4%と、ともに強気側にある。ただし取引所別では、Binanceの口座ロングが61.5%なのに対し、成行はロング47.6%、ショート52.4%で売りが優勢。Bybitも口座ロング65.3%に対して、Gateの成行ロングは87.5%まで偏る。資金調達率もBinanceの0.0016%、Bybitの0.0018%に対し、OKXは-0.0178%、CoinExは-0.0795%と取引所間の差が大きい。全体平均は0.0014%で、強気ポジションの保有コストはまだ限定的だが、均一な買い圧力とは言いにくい。
なお、米国ではNEAR現物ETFの取引開始に向けた承認が伝えられ、現物面の材料として注目されている。結論として、$4.7036を下値の監視水準、OI$1.31Bを回復確認の基準とみる。$4.7036を割り込んでOIがさらに減るならロング整理継続、反対に$4.7749を上回りながらOIが$1.31Bを回復すれば、この弱気シナリオは無効になる。データは北京時間9月29日19:17時点、Binance・OKX・Bybitなど主要取引所を集計。