LINK価格$14.751、年率basis-14.9%の逆ザヤを検証

Chainlink(LINK)は$14.751、24時間で-4.1%となり、先物市場ではbasisが-0.0407%、年率換算で-14.9%まで沈んでいる。現物に対して先物が安い逆ザヤに加え、OIは$709.4M、24時間で-5.8%と縮小しており、上値を追うポジションの整理が進んだ形だ。CCIP 2.0をめぐる報道が材料視される一方、デリバティブ市場は期待をそのまま織り込んでいない。
主要取引所でOIはそろって減少
OIの内訳では、Gateが$152.6Mでシェア21.5%と最大、Binanceが$143.6Mで20.3%、Bybitが$101.5Mで14.3%を占める。24時間変化はGateが-2.8%にとどまったのに対し、Binanceは-7.6%、Bybitは-7.4%、OKXも$31.3Mで-8.9%だった。ただし直近4時間ではBinanceが+0.4%、OKXが+3.0%、Bybitが+0.3%と小幅に戻している。全面的な新規ロングではなく、急減後の短期的な建玉再構築と見るのが自然だ。
資金調達率とポジション方向が分裂
資金調達率は取引所間の差が大きい。OKXは0.0099%、Gateは0.0066%、Bitgetは0.0100%とロング保有コストがプラス圏にある一方、Binanceは-0.0015%、Bybitは-0.0004%、KuCoinは-0.0037%だ。口座比率はBinanceでロング66.96%、Bybitで69.0%、Bitgetで82.01%とロング優勢だが、アクティブ成行ではGateのロングが8.9%、ショートが91.1%に偏る。口座の見かけ上の強気と、実際に成行で売る勢力が衝突している。
清算はロング側、短期は逆風
清算は24時間で$1.9M。ロング清算が$1.3M、ショートが$602.5Kで、下落局面でロングの投げが優勢だった。12時間ではロング$607.8Kに対してショート$11.9Kと差が大きく、最大のロング清算は$14.594で$125.0K。一方、$15.097では$93.6Kのロング清算も発生しており、戻り局面にもレバレッジの重さが残る。
結論として、LINKは$14.594を下回るとロング清算が再加速しやすく、$15.097を明確に回復できなければ、年率-14.9%の逆ザヤとOI$709.4M割れ方向を警戒する。見方を無効にするシグナルは、$15.097を回復したうえでOIが$709.4Mを上回り、basisがマイナスからプラスへ転じることだ。データは北京時間9月30日07:18時点、Binance・OKX・Bybitなど主要取引所を集計。