ビットコインOI$45.6B、24時間で8.8%増のETF連動分析

ビットコインは$80,770付近で推移し、先物の建玉は$45.6Bまで拡大した。24時間の増加率は8.8%で、現物ETFへの資金流入を意識した相場でレバレッジも同時に積み上がっている。市場分析では強気基調を保ちながら上昇の勢いが鈍っているとの見方も出ており、今回はETFフローの受け皿となるデリバティブ市場の過熱度を確認する。
なお、米国の金融政策をめぐる調整は中期的な材料にとどまり、ビットコインへの直接的な影響は限定的との見方が示されている。
大手取引所で建玉が同時膨張
建玉シェアはBinanceが19.5%、$8.9Bで最大となり、24時間で7.2%増えた。Gateは11.7%、$5.3Bで7.5%増、Bybitは10.4%、$4.7Bで9.1%増だった。Bitgetも5.99%、$2.7Bを占め、6.8%拡大している。上位勢の増加が一部取引所に偏らず、ETFをめぐる強気期待が広い市場でポジション化された形だ。ただし、4時間変化ではGateが2.8%にとどまる一方、Bybitは7.1%、OKXは8.5%増で、直近の新規建玉は取引所ごとに差がある。
資金調達率は買い一色ではない
資金調達率はBinanceが0.0060%、Bybitが0.0100%、OKXが0.0092%、Gateが0.0073%とプラス圏にある。反対にBitunixは-0.0065%、Krakenは-0.0018%、Backpackは-0.0012%で、全市場が同じ方向に傾いているわけではない。平均値は8時間率で-0.0120%となっており、建玉の増加に比べて買い手の負担が一様に膨らんでいない点は、ETF期待だけで全面的な過熱と断定できない材料だ。
清算はショートに集中
清算は24時間で$283.8Mに達し、内訳はロング$7.0Mに対してショート$276.8Mだった。4時間でもショートは$205.8M、ロングは$3.5Mで、上昇局面で売り方の撤退が価格を押し上げた構図が鮮明だ。最大級のショート清算は$78,197付近の$8.5Mで、$80,409付近でも$5.9Mが発生している。一方、アカウント比率は全体でロング50.0%、テイカーではロング48.3%にとどまる。Binanceのアカウントはロング48.6%、Bybitは53.2%、Gateは43.0%で、保有者の見方と実際の成行フローに分歧がある。
結論として、ETF連動の強気シナリオは$80,770を維持し、建玉$45.6Bが保たれる限り有効とみる。$79,671を明確に割り、同時に建玉が縮小すれば、ショート踏み上げから新規売り主導へ転換したサインとなり、この見方を無効にする。データは北京時間9月19日01:13時点、Binance・OKX・Bybitなど主要取引所を集計。